似たような傾向 similar trend 2004 7 22

 日経平均株価と日東電工(6988)の日足チャートを見ると、
7月20日の安値を中心として、この3日間の動きが、よく似ている。
 これでは、日東電工のファンダメンタル分析など必要なくなってしまう。
日東電工の株価が、日経平均株価に連動するならば、
わざわざ、日東電工の業績や将来性を分析するのは、時間の無駄になってしまう。
 要するに、手間暇かけて、企業の業績や将来性を分析しても、
株価が、日経平均株価に連動するというならば、
このような分析など、無駄なことでしょう。
しかし、これで、いいのでしょうか。
 極端なことを言えば、
ハイテク株が、日経平均株価に連動するならば、
ハイテク株の上場を廃止して、日経平均株価のハイテク部門を作った方がよい。
この方が合理的である。
 しかし、これは、自滅の道となるのです。
個別企業の業績や将来性を分析しても、無駄だとわかれば、
誰も、こうした分析をしなくなります。
しかし、これでは、みんなの実力が低下していくことになります。
 つまり、文科系の仕事には、頭脳は必要ないということです。
必要なのは、マニュアルに基づいて行動する「マニュアル人間」だけです。
 そういうわけで、文科系の大学が、レジャー産業になっても、社会的には問題ないし、
文科系の大学院が、ほとんど機能していなくても、社会的には問題ありません。
なぜならば、マニュアルに基づいて行動するので、
マニュアルを理解する程度の頭脳さえあれば、十分です。





































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